医師転職の選択肢~医師の転科のメリットやリスクについて~

自分に合った診療科で働ける

医師が転科する一番のメリットは、自分に適した診療科で働けることにあるでしょう。
現在働いている診療科が自分に合わない、理想と違うと考えている方は、特に転科のメリットが大きいと言えます。
転科先を探したり、自分に合った診療科を考えるのは大変ですが、それだけの価値はあるでしょう。

反対に、自分に適した診療科で働けなければ、自身の将来に多大な影響を及ぼすおそれもあります。
仕事がつまらないと感じ、再び転科や転職を検討することにもなりかねません。
もし転科する際は、自分に合った診療科を見つけてから行動することをおすすめします。

新しい知識が増える

転科すると、今までとは違った診療科で働くことになります。
例えば内科から神経科、外科から精神科など、現在とは全く異なる診療科への転科も珍しくありません。
このような転科は自身のスキルアップにとても有用であり、新しい知識・経験を身に着けたい方には大きなメリットとなります。

例えば精神科へと転科した場合、精神疾患に関する知識が深まるでしょう。
また、患者との関係構築が求められる診療科ですから、カウンセリングスキルやコミュニケーション力も高められます。
このように、診療科に応じた様々な知識や経験を身につけられるのが転科最大の利点です。

将来開業したい医院に合わせ、診療科を選択する方法もありますが、独立開業を視野に入れた場合、転科で身につけた知識・経験は大きな武器となるでしょう。
いつかは自分の医院を持ちたい、独立したいと考えている方にこそ転科はおすすめの手段と言えます。

経験を積み直す必要がある

転科は非常にメリットの多い手段ですが、人によっては欠点となりうる可能性もあります。
特にネックとなるのが、一から知識や経験を積み直す必要が出てくる点でしょう。
今までの知識などを活かせる診療科に転科すれば別です。しかし、未経験の診療科へ転科するなら、今までの知識・経験が役に立たなくなる可能性もあります。

転科を決断するのであれば、一から学び直す覚悟が必要です。
また、新たな環境で勉強できることや、経験を磨けることにやりがいを感じられなければ意味がありません。
少しでも抵抗がある方は、持ちうる知識・経験を活かせる診療科への転科か、転職を考えたほうが良いでしょう。

自分の理想と違う可能性もある

自分の考えていた仕事と違う、ということはよくある話ですが、それは転科に関しても同じです。
「自分の理想と違った」、「考えているような科ではなかった」、となる可能性も否定はできず、転科して後悔する場合もあります。

こうした事態を防ぐには、時間をかけて自分に適した転科先を考えることが大切です。
何を学びたいか、どんな働き方がよいかをじっくり考えてから決断しましょう。将来性についてもしっかり考慮する必要がありますね。