【タイプ別】医師として転職・転科したい理由を自分で見直す

自分の診療科が本当にやりたいことなのか疑問

勢いや思いつきで転職・転科をしてしまうと、後になってから後悔する可能性も否定はできません。
医師が転職や転科をする際は、いったん立ち止まって理由を考える必要があります。
なぜ転職するべきなのか、どうして転科したいのかを一度考え、理由を明確にしてから準備を始めましょう。

転職などを決意する理由は人によりますが、今の診療科が自分に合っているのか、自分のやりたいことなのかに疑問を感じて決断する方もいます。
医師の仕事は様々なスキルと経験を磨けますが、働いている診療科が自分の将来に繋がらなかったり、仕事が楽しくなかったりすると、以後の人生に大きな影響を与えかねません。

そのため、自分の今後に繋がる、あるいは責任を持ってやり遂げられる診療科を見つけ、転職や転科のきっかけにすることが大切です。
単に合わない・嫌だからという理由で転職するケースもありますが、失敗するリスクが高くなるだけでしょう。

当直や夜勤で多忙・プライベートの時間がない

医師は当直や夜勤も珍しくありません。月に数度は当直に当たったり、夜勤を命じられたりするものです。
しかし、その一方でプライベートとの両立が難しく、自分の時間を確保しづらいのがネックとなります。
診療科によっては、休日もオンコール待機が欠かせず、急な呼び出しで出勤せざるをえない場合もあります。

このような多忙を極めることが辛くなったり、プライベートの時間を確保するために転職や転科を決意する医師は少なくありません。
医師の転職で最も多い理由と言ってもよく、仕事とプライベートを明確に分けて働きたいなら検討の余地があります。

ただし、そのためには慎重に診療科を選ぶ必要が出てくるでしょう。
当直や夜勤がない、あるいは少なく、オンコールの必要性も低い診療科を選ぶか、場合によっては非常勤も候補に入ります。
いずれにしても、自分の時間を確保したり、休日はプライベートを満喫したいのであれば、じっくり時間をかけて診療科を検討しましょう。
早急に判断すると後悔しかねないため、求人の募集要項も慎重にチェックすることをおすすめします。

開業に備えたい

数年間勤務医として働き、その後自分でクリニックや医院を開業する医師も少なくありません。
独立開業は医師の最終的なステップでもあり、それを目指して日夜勉強し、スキルに磨きをかけている方もいます。
開業医として独立すれば、自分のペースで働けることもメリットになるでしょう。

このように、将来的な独立開業を視野に入れて転職・転科をする方もいます。
現在は勤務医として働いている方でも、5年後・10年後には独立を検討する可能性はあります。
将来の独立開業を見据えた場合、転職や転科は悪い選択肢ではないのです。

ただ、将来の独立に備えるのであれば、それに合わせた診療科を選ぶ必要があります
例えば小児病院を開業したいなら、転職・転科先も小児科が候補に入るでしょう。
開業の際は、今までの知識・経験・スキルの3つを活かせなくては意味がありません。必ず開業のことを考えて診療科を選びましょう。